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決定版 英語シャドーイング 入門編 玉井健 [ホールド]

決定版 英語シャドーイング 入門編




本書はシャドーイングとそれに関連する項目を上手く取り入れた良書だ。


但し、例文として使用しているものはもっと口語、会話文の方がよかっただろうしそれに類するものだけで十分であれもこれも入れる必要は無い。

シャドーイングは口パクのようなものであり、独り言のようなものでもある。

大人が読むものとしてはやはり多少知的なものの方が良く思われるのは昔からだが、シャドーイングと言っているのであればそこは多少抑えたほうが良かったかもしれない。



それから、これを一冊、本なので簡単に読めるわけなのだが、だからと言って直ぐに上達するわけでは無い。

本というと読めば終わりなのだが、語学はスポーツのような面もあり、身につけなければならない。



この身に付けるを「真面目に」考える指向のある部類としては、赤ちゃんが言語を習得するように聞き流すことからというのが昔から行われて来た。

また、「周波数」というのもその類いに位置づけられる。

言語習得に関して身体と向き合うとそうなるのだろうが、これが厄介なため取り敢えず英語シャワーとかダイレクトメソッドとかになり拒否反応を起こす人も出る。

発音やそれを決定する口の動きはそれらの一部ではある。



もう少し段階を示せば楽になるのにと思っていたのだが、本書はシャドーイングに関してもう少し細分化して説明していて理論書では無いが、教える側からすれば参考になる本であろう。

リスニング、マンブリング、シンクロ・リーディング、プロソディ・シャドーイング、コンテンツ・シャドーイングと細分化している。



先生の後に付いて発音するというのは疑問であったが、その考えは本書を読むとはやりと思う。

耳コピで弾けるということは、元々そのレベルに達しているからであり、聞いただけでは無理だ。

当然、上記のように丁寧に細分化されたものであっても短時間では体が付いてこない。


「英語は〜だ」というタイトルは色々出ているが、クラシック音楽を習うのに味噌汁とタクアンはどうなのかという話があるが、それならばひょっとしたら究極はジャンクフードを食べないと英語は分からないということになってしまう。

英語を喋っているときの自分を観察すると分かるが日本語の時の自分とは違いそれに気づくと多少嫌な気分になるが、それくらい体を観察するのは大切だ。


では、身振り手振りから入るのかと言われれば何とも言えないし、逆に日本語を喋るときは意識して英語っぽさを無くしているし意識高い系と同じにされたくないので間違ってもCを「スィー」などと言わない。

ただもう一つ理由があって、同じ調子で話さないということだ。


周波数がという話があるが、もう少し大きく身体の話になる。

個人差は当然あるが言語で大分身体イメージが違うという感じとも言える。



英語の発音の本として、『ボトムアップ式 映画英語のリスニング 音変化』を紹介しているが、音は空気を送って出すもので、最終的には口や喉は緩めるべき、というかそれが意識されないくらいにならないときれいな音は出せないだろう。

つまり、西村氏の言うように腹から音を出せということだ。

では意識してたかというと実は気づいたらそうなっていたというのが事実で、当時はシャドーイングだのマンブリングだのは知らず、合わせようとしていたという表現が近い。



音は奥からではあり体のうねりというか共振、共鳴のような感じもあるが、では本書は価値が無いかというとそうではない。

実際何からやってもよくそれは本人次第であり、本書は仕事と同じでステップを細分化して行くと分かりやすくなるという例であり、参考になる本である。

決定版 英語シャドーイング 入門編


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