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LIVE from LONDON ナマのイギリス英語を味わう! [ホールド]

LIVE from LONDON ナマのイギリス英語を味わう!









LIVE from シリーズの一冊


2000年発行の『LIVE from N.Y.』から始まったもので、3作目のものだ。

英語で2作続いているので次にオーストラリアかと思われたが、しばらく続編は無く、韓流ブームに乗ったのかソウルとなり、以降、北京・上海、オーストラリア、東京と英語以外も含めた語学本シリーズなっている。

シンガポールとかインドはまだ無しと。。。




本書はイギリス英語のロンドンで聞けるものということになっている。英国航空会社の機内からロンドン郊外のキングズ・スクールまである。



生のイギリス英語というのは間違っていないのかもしれないが、どちらかと言うと旅行会話だろう。これ聞いてみてひょっとしたら簡単なのではという印象を受けるかもしれないが、どこの国でも日常会話の方が難しい。旅行会話として聞いてみる程度が良いのかもしれない。




本書でのキングズ・スクールの話

ロンドンは安全な都市だ。只人前ではカメラを見せては行けないとか財布はポケットに入れて常にそれを意識しておけ。そんなことを言いながらロンドンは安全な都市だとまた繰り返す。

矛盾しているものを平然と同居させている。

日本語では本音と建前というのだが、真実としてはどこの国でもあるというのがよく分かる事例で、その表現方法が多少違って来るということである。日本人は云々かんぬんと自虐的になるのはまだいい方だ。そこから更に海外は素晴らしいなどという飛躍は子供の思考であることが分かる。

「スマイル」も当然真に受けては駄目だし(スマイルも色々な意味で使われるが)、「(困ったときは)いつでもどうぞ」という表現を額面通りに受け取れないのが英語の世界だ。


そういうことをさり気なく知らせているという意味で、この本の作り手のセンスの良さが窺える。

この本でイギリス英語を習えるというわけでもないが、駄目でもない。

また一冊積み上がる、と。

LIVE from LONDON ナマのイギリス英語を味わう!






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シンガポールを旅する会話―写真対応 [ホールド]

シンガポールを旅する会話―写真対応









今回は外国語の勉強法でなく特定言語の学習書だ。

『シンガポールを旅する会話』は三修社の「〜を旅する会話」シリーズの一冊だ。全部で22件ある。

英語に関しては、オーストラリア&ニュージーランド、イギリス、シンガポール、カナダ、アメリカの5冊だ。





英語のバリエーションを学ぶということでよくあるのは、イギリス英語の教材だ。

今回はシンガポール英語、シングリッシュだ。

教材としては他に殆どないのだろう。だから買ってしまったのか。。。





シンガポールに限らないが、国語つまり国家の共通語として外国語を使っている国がある。というよりも一体感を醸し出すと言った方がいいのかもしれないが。英語は公用語の一つでその他は、中国語、マレー語、タミル語だ。

一体感と書いたのは、コラムを読んでいて各民族グループで正月などのイベントがそれぞれあり、クリスマスは云々とあったところで気づいた。

日本だと一人が複数を掛け持ちしている感じで、クリスマスやバレンタインデーなど宗教色が殆どないイベントと化している。食品メーカーのマーケティングが成功しているとでも言ったら良いのか、いやいや実は欧米化しているとも言う人もいるかもしれないが。

シンガポールでは12月25日は祝日で24日からカウントダウンが始まると書いてあった。日本では屋外ではカウントダウンだとミュージシャンのイベントがあったりする。

言語、民族やそれに大体は附随する宗教は違うが、何か一体感の出せるものとしてクリスマスとカウントダウンが何となく使われているような気がした。共和国政府がどこまで意識しているかは知りませんが。




後は、普通の英語の本かなという感想だ。綴りはイギリス式。発音は中国系の人が吹き込みをやっている印象を受けたが。凄く特色のある英語というものでも無かった。




それで、今回は結論が最後になったが、シングリッシュをどうしても聞きたいという人は買ってもいいんじゃないかということだ。

シンガポールを旅する会話―写真対応





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On the Streets of America アメリカ英語方言のリスニング [ホールド]

On the Streets of America アメリカ英語方言のリスニング CD BOOK






アメリカの様々な英語について書かれたCDブックである。これを真似ればその方言が習得できるかと言われれば否定的な答えになるだろう。これは日本語の方言でも同じだろう。先ず分量が足りないからだ。ということで学習用として買う必要は無い。



英語ネイティヴならば、どの辺のアメリカ英語か当てるというゲームのようなことをする楽しみがある。もちろん日本人でも慣れればできるのだろうが、この本はもっと大雑把なものだ。

実用と言うよりも楽しみの方に近い。現地の言葉に早く慣れたいとかヒップホップ系の音楽をもっと楽しみたいとかいう場合に使えるのだろうか。

語学マニアのお楽しみのための本のようなものだ。



【目次】 はじめに アメリカ英語について
本書の使い方
1 アフリカ系アメリカ人の英語
2 アメリカ南部の英語
3 ボストン英語
4 チカーノの英語
5 ヒルビリーの英語
6 ティーンエイジャーの英語

コラム
アフリカ系アメリカ人の英語が及ぼす影響
南部の英語に対する複雑な感情
ボストン英語のイメージ
がんばれ! ヒスパニック文化
軽蔑される? ヒルビリーの英語

WRITERS
DeShong Perry (第1章 1、2)
Dawn Harrison (第1章 3)
Dennis Siler (第2章)
Sean Lucey & Cathi Bifano (第3章)
Manuel Murrieta Saldivar (第4章)
Roy Hil (第5章)
John VanDenburgh (第6章)



編著者
ボイエ・デ・メンテ Boyé De Mente
アメリカのミズーリ州生まれ。1949年にアメリカ軍の情報機関の一員として来日して以来、ジャーナリスト、編集者、コンサルタント、教員などとしてアジアおよび日本に関わった仕事にたずさわる。日本のビジネスに関する初の英文書Japanese Etiquette & Ethics in Business(1959)をはじめ、日本に関する著書多数。また『謎の英単語230-日本人にはわからない「裏」の意味』(松本道弘との共著:講談社インターナショナル)など、日本での書籍もある。小社刊『通じないカタカナ英語』(松本道弘著)では協力者の一人として、日本とアメリカの異文化交流の視点から多くのコメントを寄せている。



はじめにで、アメリカ英語は南北で大きく2つに分かれていて、北部は3方言に、南部は2方言に分かれるとされている。北部方言は北部北域(ニューイングランド地方を含む)、北部南域と西部の3方言に、南部方言は南部北域と南部南域の2方言に分けられている。また、人種民族的な背景によっても分けられる。

主要なアメリカの方言として認められたものとして、アフリカ系アメリカ人の英語、ボストン(ニューイングランド)の英語、チカーノ(ヒスパニック)の英語、ヒルビリーの英語、イタリア系アメリカ人の英語、ユダヤ系アメリカ人の英語、アメリカ南部の英語の7つがあるとしている。方言として認められてはいないが、「クール」なティーンエイジャーが話す英語を8番目の方言として挙げることができるとしている。

本書では、上記8つの「方言」の内、イタリア系アメリカ人の英語、ユダヤ系アメリカ人の英語を除いたものを取り上げている。南部は一つにまとめ、北部は北部北域に分類されるボストン英語を取り上げている。76頁の解説では東部アメリカ英語というもの重なっていることになっているようだ。





内容は、街で拾った音というわけではなく一応構成されている。本当はこんなこと言わないとか目くじらを立てるのではなく楽しむためのものと割り切った方が良いだろう。もしかしたらこの本で特徴をつかんで成果を動画で公開するというのもできるかもしれない。学習用でも学術書でもないといった中途半端さを楽しめれば良書なのだろう。




各章の頭に、その英語の特徴などが編著者によって解説されているが、章末にはコラムとして文化的背景の解説がある。発音の詳細に関しては、各ダイアローグで使われているものの解説となる。各章のライターは全員が専門家として大学で教えているとか研究しているというわけではない。作家であったりIT企業経営者であったりジャーナリストだったりする場合もある。



さて、著者についてだが、こう書かれている。
アメリカのミズーリ州生まれ。1949年にアメリカ軍の情報機関の一員として来日して以来、ジャーナリスト、編集者、コンサルタント、教員などとしてアジアおよび日本に関わった仕事にたずさわる。

最近話題の軍の情報機関ですか。いわゆるインテリジェンス業界の人間が書いたものだが、筆者は現役なのだろうか。

近年はインターネットやGPSといった軍事技術を民間や他国に開放し利用させてから大規模に時にはピンポイントで情報収集をするという手法があるが、著者は昔ながらの方法で現地に入り込み情報を得たりそれ以上のことをしたりといったことをしているのだろうか。

文化人類学も学問という建前はあるにしても、『ザ・グレート・ゲーム』のように現地調査の重要性は昔から変わっていないのだろう。

ただ、本書の利用者は単純に楽しむために購入するのだろう。
また一冊積み上がるのか。。。

On the Streets of America アメリカ英語方言のリスニング





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アメリカの子供はどう英語を覚えるか [ホールド]

アメリカの子供はどう英語を覚えるか








この本を手に取る人は、バイリンガルやマルチリンガル教育に興味のある人か古い例で言えばナチュラルメソッドやダイレクトメソッドのようなものに興味のあるのだろうか。

幼児の母語習得過程を参考に自分の外国語学習を効率化あるいはよりネイティブに近いものにしたいと考える人間に読まれるものと考えられる。

参考にはなるが、どちらかというと研究者のものであり、社会人からすれば例えば自分の専門分野に絞った英語をといった神田昌典の方法が良いだろう。

ということで、特にすすめない。




さて、この本を読んでいくと、母親はアメリカ人で父親は日本人なのだが、実はバイリンガル教育ということを特に意識していないのかとも思われる箇所がある。

それぞれの親の母国語のみを子どもに話しかけるというのがバイリンガル教育の定番のようだが、この本では日本人である父親も英語を使って子どもに話しかけることがあったと記述されている。後に日本語だけにしたようだが。これは単に父親の都合であり、日本語の方が楽だからといった理由のようだ。

p.152
最近では夫もまちがいを避けるために、日本語でジーナに話しかけるようにしているようです。



バイリンガル/マルチリンガル教育、言語と子育てに関しては、『ヒロシ、君に英語とスペイン語をあげるよ』や『バイリンガルを育てる―0歳からの英語教育』などがある。





観察では子ども(ジーナ)は固まりで覚えていると著者はいう。固まり、チャンクだ。

幼児が単語や言葉の意味を獲得することに関して、始めは大きく固まりから次第に細かくという感じになっていることを観察している。その過程で単語のイメージをつかんでいる。

固まりとして捉えるのは、日本の英語学習では熟語として覚えるのだが、そこから更に単語の意味となると通常は学習の範囲とはならず、訳語を幾つか覚えるという方向になる。意味ではなく訳語である。

この意味を追求しようとした動きとしては、西村喜久田中茂範がいる。

これはいいのかも知れないが時間が掛かるだろう。社会人が短時間でビジネス上で英語を使うという場合は残念ながら省略されるものだ。長いスパンならこれは英語の感覚を身につけるにはいいかもしれない。

ここから学習していくと要素還元主義的になり、実用から離れてしまうということになる。意味を教えられてそこから覚えていくのか、自分で幾つもの例を聞きながらある単語のイメージを作っていくのか。英語の感覚を養うという意味では良いが、やはり忙しい現代人には難しい。



修飾被修飾の関係で順番はどうするのかというのでは、著者はこう答えている。
p.185
主観的な意見を先に出し、だんだんと本質に近づいて名詞にかけるように並べます。

例として、「日本の大企業」と「メキシコ製のきれいな赤いドレス」を挙げている。「日本の大企業」は日本、大、企業に分解でき、大は主観的なものであり先に来る。よって「large Japanese companies」となるという理屈だ。後者は、メキシコ製の、きれいな、赤い、ドレスに分けられるが、英語では「a pretty red Mexican dress」となる。prettyは主観というのは分かるが、「a pretty Mexican red dress」とならないのは、red に見えるか orange に見えるか人によって違うというのが理屈で、Mexicanの前に来る。

ただしこれをもって英語(西洋語)が客観的で日本語が主観的情緒的言語でといったものではないだろう。メディアでの操作は言語とは関係なく、どの言語に対しても普通に大人の観察力で対応すべきものだ。





結局は、間違えながら覚える。トライアンドエラーしかない。ただ、文法が全て同時に完成するわけではなく獲得に苦労するものがあるということだ。

発音に関しては殆ど載っていないが、LとRがあった。これは間違えるにも区別がつく人が間違えるのと区別がまだつかない人とでは違う。発音できても間違えるときがある場合は語学というよりも心理的なものだろう。

著者は一人で、本の写真を見ると80年代のヘアスタイルのような感じがするが、全て自身が日本語で書いたのだろうか。英語に慣れてしまえば多分間違えない表現だが、昼食をとるという表現を日本人は何故か take という動詞を使ってしまうと書いている。日本語を使ってそう言っていればそれほど苦もなく推測できると思うが。著者は普段日本語で何と言っているのだろうか。父親が子どもに英語で話しかけた場面があるということは家庭内では英語を使う頻度の方が高い可能性がある。


著者の米国人観察をした記述があった。
pp240-241
 アメリカ人はものごとを大げさに言う傾向があります。

これは現地に行かなくても、平常心で観察すれば分かるだろう。アメリカ人ができると言うのと日本人ができると言うのを逆にするといいというような話もでるくらいだ。



日本人が間違えやすい英語の表現といったものはありがちだが、こういった試みはなかなか無い。ヒントはたくさんあり、こういったことを積み重ねればもっと面白いのだが、どうも起業したようで研究からは遠くなった。

アメリカの子供はどう英語を覚えるか






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『神田昌典の英語の近道』 社会人のための語学本 [バイ]

神田昌典の英語の近道





白地のにピンク色の帯の本は、ある営業マンが書いた本という程度の認識なら間違っている。

見た目はもしかしたら下品かもしれないし、更に本文の語り口は軽妙だ。語学に見識とか教養の言葉が付随してしまう思考だと拒否反応が起きるかもしれない。その見識なり教養がどういったものを想定しているのかはわからないが。

構成としては、自分が関わる商品に誘導するような部分が一つあり、もう一つは彼の家族の物語でもある。上手く詰め込めなかった感がある。更に、英語学習に関して、本質的な部分のための長い説明とビジネスの観点からの学習テクニックが後半に用意されている。


こう書いてきて、おすすめでない様に聞こえるかもしれないが、実は買いである。





捨てることのすすめを説いている本である。


日常会話、これは実は難しいのだ。大統領の通訳をやった元外務省の役人である著者も床屋でのヘアカットの英語は難しい。これを捨てる。

著者は大量のリング式単語カードで単語を増強した。これも捨てる。

文法的に正しく話すことは、実は他人を観察していればわかるが、母国語である日本語でも間違う。これも捨てる。

ペラペラしゃべること。これも捨てる。

トラウマになったであろう著者の中学での音読時のきれいな英語の発音。これも捨てる。

では、何をすべきか?




英語は日本では学校で基本的なことは教育されてきたので細かいことはやらない。学校を出て社会人になれば何かしら業務経験を積むことになる。これプラス英語を考える。


78ページに答えはある。お金と時間が必要だとは千野栄一の師の言葉であるが、社会人は78ページにあるものを得るためには多少のお金が必要かもしれない。


これは社会人のための英語習得法だ。

『神田昌典の英語の近道』

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奇跡の音、英語聴覚セラピー 周波数 [ホールド]

2週間で英語が耳に飛び込んでくる!奇跡の音、英語聴覚セラピー




この本は周波数に関する語学本である。

「2週間で英語が耳に飛び込んでくる!」というのがサブタイトルのようだ。周波数に関するものは『人間はみな語学の天才である』という本がある。どちらの本も医師によって書かれている。



『英語聴覚セラピー』に関しては、もともとリハビリの技術であったという。一昔前に流行った言葉である音楽療法であるが、その第一人者のようだ。モーツァルトを聞けば云々と言ったものが含まれる。




各民族が使う言葉には、それぞれ固有のメイントーンがあり、それを「パスバンド」と呼ぶ。優先周波数帯という意味で、主音域とも言う。このパスバンドの周波数帯が言語によって異なる。

ある言語が良く聞こえるためには、そのパスバンドに固定されてしまうということでもある。これは逆に他の言語を学習、習得する場合は壁になる。

パスバンドは環境の違いによって生ずると考えられている。砂漠では高い音があまり通らないため、パスバンドは低く、緯度が高い地域では高い音が通りやすいと書かれている。

この本には各言語のパスバンドの周波数を記してあり、125から12000という数値がある。人間の耳は機能的には1万6000ヘルツあるいは2万ヘルツまで聴き取る能力があるとされている。図によれば日本語のパスバンドは125から1500となっており、英語は2000超の15000辺りのようであり、米語は1000の手前から3500辺りとなっている。

パスバンドは、メイントーンであり、優先周波数帯であり主音域であるのだが、この図を見るとフランス語とスペイン語はパスバンドが2つに分かれている。この説明は無い。


さて、この教材では英語のパスバンドにチューニングすることを目的としており、同じ会話を違う周波数帯を強調した音で作られている。聴き取りにくかった高周波音が以前よりもスッと耳に入るようになると書かれている。

コンテンツは以下のようになっている。

目次
Scene1 出発―飛行機内
Scene2 到着初日―空港にて
Scene3 滞在1日目―ホテルにて
Scene4 滞在2日目―観光
Scene5 滞在最終日―帰国に向けて



Scene1-5の5つのシーンがある。その中で、ノーマル音声、2000ヘルツ〜4000ヘルツを強調、4000ヘルツ〜8000ヘルツを強調、という3種類の録音がある。


旅行英会話 聴覚刺激で英語は必ず聴き取れる』のコンテンツと同じであり、その縮小版のようである。


すると、試しとして、速度調整された会話と強調する周波数を調整された会話を同一コンテンツで聞く事ができるともいえる。などと、これとこれとを組み合わせたら強くなれるかも、といったものが沸き上がって来るが。。。

奇跡の音、英語聴覚セラピー






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聴覚刺激で英語は必ず聞き取れる 速聴 [ホールド]

図解 聴覚刺激で英語は必ず聞き取れる!





人間はみな語学の天才である』と同様、この本は英語教材の宣伝本である。両社共にテクノロジーを利用した教材であり、前者は周波数を操作、後者は速度を調整することにより出力される音声を変えている。

この、『聴覚刺激で英語は必ず聞き取れる』は、英語脳に変える英語習得プログラム、ピーカボー(PEAKABO)シリーズの宣伝本だが、宣伝自体は良くも悪くもない。

宣伝本ということでサンプル扱いであり、これだけで結果が出ると期待するのは間違っている。





ウェルニッケ中枢、アルファ波、ベータ波、シータ波、速聴(平成元年に商標登録されたらしい)、言語心象(辞書)、大脳生理学、海馬、といったバズワードが出て来る。


CDの内容は2つあり英語版の自己啓発系のようなものとなっている。それぞれ、ノーマルスピード、2倍速、3倍速、4倍速、ノーマルスピードの順に録音されている。

同様の語学本に『右脳 英語「超聴き」トレーニング』がある。そちらは、1倍速、2倍速、3倍速、4倍速、10倍速となっている。

速聴というのは、速読に対するものと考えられ、速い入力という共通性があり、一般的な言葉の様だが、どうも違うようで商標登録されているようだ。またこの会社は他社とは違うとして思い入れの強さがあるが、アイディア自体はびっくりするようなものではなく、速聴という言葉がすんなり来るのだが、この会社の技術がこの言葉の裏付けとなっているそうだ。どこかで代替案があったような気もするが、速聴きという言葉を速読の対となる一般語として提示するのはどうか。速聴の方がしっくり来るのだが。

そして、サンプルなので当然量は足りない。ということで、アイディアとして通常音声よりも速いものを使うと効果があるという主張の本だ。

図解 聴覚刺激で英語は必ず聞き取れる!




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世界ことばの旅―地球上80言語カタログ (CDブック) ネット時代 [ホールド]





このCDブックを外国語学習で使う意味は今日においては殆ど無いだろう。


1993年発売ということでネット以前ともいえる語学本だ。

当時なら中々聞くことの出来ない言語が詰まったCDブックということで希少価値があった。現在は別の意味であるかもしれないが。




カセットテープ、CDが語学のメインの音声教材であった。現在もまだ手元に置くという意味ではディスクは有用と考えられているが、この『地球上80言語カタログ』はそれより、レアな言語というものに触れてみたい、本で読んだことがある、誰かから聞いたことがある、といった言語名への興味から生ずる購入欲求を満たすものであった。ここに収録されている言語はまだ教材としては一般的では無い言語は多い。数として80言語だからではあるが。

珍しい言語の教材は、店頭にあるかないか、出版社にストックされているか、はたまた絶版になっていないかどうかといったことが、国内教材を購入する時にはあった、そして今もある事情だ。いわゆる大言語を仲介したレアな言語へのアクセスということで外国の出版社の教材を購入するということもある。40ヵ国語習得法の著者もその方法で学習していったようだ。また、海外旅行のついでに現地の書店を覗いて日本では手に入りにくい或は知られていないものを買うということもある。

そういった状況が続いている間はこの『世界ことばの旅』の各言語に耳を傾けてみるというのも意義はあった。

これは堅苦しい言語学のレコードではありません。気楽に世界の人々が話している言葉の響きに耳を傾けそこから全く自由に何かを感じ取っていただくよう作られたものです。


CDのイントロダクションではこの様に言っている。レコードという言葉も時代を感じさせるものがあるが。


確かに名前は聞いたことがあるが実際のところどんな言語だろうという意味ではその好奇心を満たすものであった。

2000年も10年以上過ぎた現在では文字だけの情報以上のものが流通している。有料無料何れにしても昔のような珍しい言語の敷居も下がって来ている。少なくともこのCDブック、『地球上80言語カタログ』にある数や挨拶言葉はネット上で文字や音声は大部分は探すことができるだろう。ここに収録されている言語全てがあるかもしれない。


とすると、無価値ということになるのか。





ネットの利用が進むほどセキュリティが叫ばれるようになって来ている。通常セキュリティに気をつけるべきはお金に関わるものであったり個人情報であったりすることが多いが愉快犯というのもいる。また、管理の問題と常にネットに接続されていなければならないということもある。何回も更新されたりする可能性がある。それらの中で出て来る、改竄、タイムスタンプ、バージョン管理といったことを気にする必要がないものがこのCDとなろう。

一度結晶となったものはそのまま残る。語学本の歴史といった代物は無いものの、歴史学言語学周辺で使われる日葡辞書のような役割として使われる可能性はある。収録された日時場所発話者は厳密に特定されていなくても変更はされていないということにこのCDブックの意味はある。

そういうことを考えると学習用としてというよりも資料として残しておく語学本といえる。個人として持っている意味があるかと言えば、無いという他はない。ほんの少しだけ有用性があるとしたら、80言語の音声が手元にあるというのは自分の発音がどの言語でも一本調子になりがちな人には使えるだろう。このCDブックでマッサージしほぐしてもらえば良い。

世界ことばの旅―地球上80言語カタログ (CDブック)



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右脳 英語「超聴き」トレーニング 速聴 [ホールド]

上達が不思議なほど早い!右脳 英語「超聴き」トレーニング (知的生きかた文庫)




この本は基本的に英語を速聴すれば上達するというもので、加えてイメージとか速読とかいったスパイスを振り掛けたものだ。

発想自体は素晴らしいが、この本を読んだからといって英語が出来るようになるわけではない。





速聴ということでは、『旅行英会話 聴覚刺激で英語は必ず聴き取れる』と同じである。そちらの本は、1倍速、2倍速、4倍速の旅行英会話だが、それにもう少し速度を調整したものを加え、1倍速、2倍速、3倍速、4倍速、10倍速とし、多少の医学的/科学的な味付けがされている本だ。文章としてはルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を採用している。

素材としては旅行会話の方が実用的な気もするが、医学部出身の著者が選んだ理由は数学者としてのルイス・キャロル、チャールズ・ドジソンを知っていたからかもしれない。外国語学習で気をつけないといけないのは対訳本の有効性はあるものの、本文は改変されている場合があるということだ。それを知って、初期の学習のためということで割り切って行うのなら良いが。同じように対訳本でなくても外国人向けに手が加えられたものがある可能性も捨てきれない。



第二章に、「わからないスペルがあっても、とにかく書いてみる」という見出しがある。何故かディクテーションという言葉は使われていない。語学が専門というわけではないからか。



右脳やイメージというバズワードを使っているが、あまり気にする必要はないだろう。日本語に訳さずにということになるとダイレクトメソッドのようになり、イメージによりフォーカスするとそもそも行ったことも無ければ見たことも無いものを英語の音声からイメージは出来ない。

右脳左脳論でもっと右脳を使いましょうというのはそれこそ何十年と言われて来たものであろうし、脳機能の局在性とも関連するもので、一般に広まったのは角田忠信の功績であろう。脳機能局在論に関してはある程度の批判はあっても否定はできないものであり脳出血の患者を見る場合どちらの脳から出血したかはその患者の症状から推察できる。ただし、右脳、イメージ、と来て、物事のイメージそのものを英語から取り込むことが成人した人間に可能かどうかは分からない。「考えるな、感じろ」というのも分からないではないが、それこそ医者の健康法に近く感じる。正反対の主張が本として並べてあるのを変だと思う感覚は必要だろう。高校の社会科の教科書だけでなく理科の教科書も時代と共に変わっていくのである。科学的というのも程々にといったところか。





第二章で速聴に関して、64ページのG・K・フェルゲン、65ページのジェイムス・チャリス、66ページのエドワード・デニスを挙げている。

ミズーリ大学教育学部のG・K・フェルゲン博士は、ミズーリ州の五つの小学校の児童四五六人を対象に、超聴き(分速八〇、分速十三〇、分速十八〇、分速二三〇英単語)の調査研究を行いました。


蛇足だが、これは児童四五六人では無く、グレード4、5、6の児童を対象に調査したG・K・フェルゲンの1954年の博士論文ではないか。周波数の話もそうだが、速聴も戦後間もなく行われた調査が21世紀にもなっても新しい感覚があるのか、それともやはり有効性があるのか。




速聴は有効かもしれないが、やはり自分に必要な分野のコンテンツを作ってそれを高速化したものを聞いた方が役に立つのだろう。

⇒ 『上達が不思議なほど早い-右脳-英語「超聴き」トレーニング


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ボトムアップ式 映画英語のリスニング 音変化 [バイ]

ボトムアップ式 映画英語のリスニング 新装版―NewYork Detective Story (CD BOOK)




この本は英語のストーリー仕立てになっているリスニング教材である。

非常に良い本であるが、ある期間これに集中して体得するというくらいの心構えが要る本だ。それが無ければ初めから手に取らない方が良い。




語学教材は時として無機質になる嫌いがある。それを避ける工夫として物語仕立てにする手法があるが、一般の入門書でこれを実行するとネイティブから表現がおかしいと指摘される場合もある。習っていないことを避けつつ文を作っていかなくてはならない苦労がある。

この本はそういった特定の語学の初心者向けではなく、英語のリスニング、それもより細かい音を聴き取る力を要請するために作られた本である。音変化に注目してそれらを1つずつ拾い上げていくという感じで根気のいるものである。

そういった細かい作業が必要となり且つ量もそれなりにある。また実用書であり、習得、体得するのが目的となるべきで、読んで多少知識を得たというのでは折角の良書が無駄になるというものだ。

基本的に聞き取りであり、発音訓練の本ではない。が、やはり聞こえれば発音も楽になる筈であり、もしみっちり学ぶのであれば無駄にならない本である。


何の本でもそうだが、レベルというものがあり、必要ない人もいる。それは英語でのプレゼンのスキルだったり、新規事業についてであったりするかもしれない。また、突然来月出張とかしばらく駐在とかだったりするかもしれない。時期的な優先順位の問題もある。

ただ一方、雑にせず少しずつ改善していきたいという考えの人もいる。この場合、英語の音声の聞き取りに関してはこの本は良く出来ている。ただし、パラパラめくって何となく知識を拾って終わりといった使い方の本ではなく、できるようになるという自分の体に変化を起こすための本である。

口の形や舌をある程度動かせるようになれば他の言語の学習も楽になる。つまり文字を追って読んだだけというのではなく、多少でも体に染み込ませている状態だ。


映画英語のリスニングというタイトルだが、この場合音変化に光りを当てたものである。テレビドラマや映画を教材とした本で良くあるものとしてスラングの解説がある。念のためだが、本書にはよくある表現はでてくるが、言葉自体に注目したものではないのでこれで映画英語が字幕無しで完璧というわけではない。これは日本語でも起こることなので当然だろう。




ということで、手に取る前にこの本のための時間を確保してから購入すべきだ。

⇒ 『ボトムアップ式 映画英語のリスニング 新装版―NewYork Detective Story



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